『彩花満開展』の花火に触発されて・・・
今日から始まりましたね、『彩花満開展』。
会期はそれぞれ、前半7日間、後半8日間と、案外短いのです。
どうぞスケジュールの調整をして、この機会をお見逃しなく☆
ボクネンさんの5点もの大作花火に触発されて思い出したことがあります。今日はそのお話をお届けしますね☆
TINGARAの初めてのコンサートを1ヶ月後に控えた頃のことです。
ある方からメールをいただいたのです。
その人は「はなびさん」という花火師の方で、前年末に花火工場の事故で大やけどを負われた方でした。まだ若く、ご結婚されてまもなくて、初めてのお子さんが奥様のおなかの中にいる時の事故。幾日も生死をさまよい、何ヶ月もの入院の末ようやく一時退院できた頃、メールを打つのすらやっとの身体で、心を込めて送ってくださったものだったのでした。
そこには、世話をしてくれた奥様へのプレゼントとして、ぜひコンサートに行きたいこと、そして治療のためそれが叶わないかもしれないことなどが綴られ、
「夜空を彩る仕掛人へ戻ることが出来た日には、TINGARAの創り出すような独特な世界感を僕も表現してみたいと願っています。」
と書かれていたのでした。
もう、ぼろぼろ泣きました。
実はメールをいただいたその日、私はコンサートの準備とプレッシャーに押されて珍しく寝込んでいたのでした。
多重録音のヴォーカリゼーション楽曲を、CDのイメージを壊さず、ちゃんとライブとして、来てくれた人たちに満足してもらえるのか・・・不安でいっぱいの頃でした。
あれだけの大怪我を負っても、再び花火師へ戻ろうというはなびさんの心意気に大きく勇気づけられ、一気にモチベーションが上がりました。
はなびさん一家のためだけにでも、このコンサートをやる意味がある。そう感じました。
あれ以来、花火といえば、そこへ懸けた創り手の人たちの想い、危険と隣り合わせの並々ならぬ情熱を感じて、胸が熱くなるのです。
ボクネンさんが描かれた花火は、大輪で、華麗で、とってもエネルギッシュ。
そしてそこには、夜空を彩る仕掛人さんたちの心意気も、一夜の夢のような光の祭典に酔いしれる観客たちの幸せも、ぎゅっとつまっているのです。
人をガイアに見立てて・・・
さまざまな人々の想いを、ぎゅっとぎゅっとつめこんで。
こんな大きな作品を19枚も彫るなんて想像を絶しますが、きっとボクネンさんにはこれでも足りないのでしょうね。
そんな作品が所狭しと並んでいるのだから、今週のボクネンズアート東京は、ものすごく熱いです。(笑)
『彩花満開展』:前半/ 2月26日(月)-3月4日(日)
ボクネンズアート東京
東京都中央区京橋1-5-5 B1
詳細は BOKUNEN'S WORLD でご覧ください。


