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サニ ~目覚めのとき~ の話

>>『サニ ~目覚めのとき~』 MP3  歌詞/解説

「サニ」とは、沖縄の言葉で種を意味するものです。

この曲は最初、「seabed」と仮の名を付けて曲を創りはじめました。
それは深い海の底から、遥か遠い光を目指して旅が始まるような、そんなイメージでした。
そしてその深い海の底とは、同時に、子宮の中のようなイメージでもありました。

命が誕生する子宮。
細胞分裂が始まり、新しい命が動きだす様子を、このアルバムの主旋律である「風」になぞらえて、気の遠くなるような、長く、深い、ラブソングとして表現してみたい、と思いました。

人は恋をするとき、自らの意思で恋をしていると感じていますが、
その大元の想いとは、どこから湧き上がってくるものなのでしょうか。

太陽の熱で暖められた地表に、風が発生する。

それはまるで、地球に誕生した命と同じ仕組みのように感じられました。
清らかな水があり、そこに光が種を宿す。
天と地の恋。母なる海と父なる太陽。
ありがちなその表現も、あながちまやかしではない気がします。
動き出した風が何処まで向かうのか。
いつまでも愛おしく見守っていたい気持ちになります。

そうして1曲目の「水の炎」に繋がるのですが、
生まれ来るすべての命を、進化を続ける命を、ただまっすぐ慈しみたい。
そんな想いを込めて創った、このアルバムの核になる曲であります

COMMENTS (3)

masami:

いよいよこのアルバムで一番わたしが好きな曲の番です。
やはりこの曲にもそういうふか~い意味があったのですね。
ガイア6番のテーマになるといいな、と密かに思っています。

この曲と「おもろ~神が世~」の2曲は、聴くと全身の細胞が目覚めるような感じがするんです。それで、お休み前にこの2曲をかけることは毎晩ののリチュアルとなっています。意識が休んでいる間に身体が自動調整してくれて、いい感じなんですよ。ありがたい・・・

かわむつ:

最初にこの曲を聴いたとき、言葉では表現することができないような何ともいえない奥の深さを感じました。
誰も見たことのない地球最初の生物の誕生。でも、それを身近で見ているような不思議な印象です。「水を清め 静かに火を焚き 時を見据え・・・」この部分の詩がとても好きです。おもろ~神が世~からのつながりが何とも神秘的です。今回のアルバムは“風”という表のテーマの陰に、“水”という隠しテーマがあるような気がしました。楽曲誕生の話は今回で終わりになってしまいますが、毎回楽しく、そして色々なことを考えさせられながら読ませていただきました。

まんたれい:

最初に聞いた時、この歌には特別な感じがし、感動や感激よりも衝撃に近い感覚でしばしボンヤリとしていました。わぁ、とってもいいなぁ、と思っているのですが、何か手の届かないところから湧き上がってくるような、別の世界から飲み込まれている様な、そんな感覚でしょうか。畏怖という言葉が近いのかもしれません。メロディーが運ぶ、詩に託された深い深い想いが、難しいもののようにも思えました。この世の中に存在するありとあらゆる物に命があり、その命に対する慈しみと愛と哀しみ。色々な物や人との関わりを優しく包み込む風、生み出す力、そして水… 日々の忙しさを口実に、ついつい後ろに置いて来てしまうような大切なものを思い起こしました。
神秘的な感覚に酔いながら毎晩聴いています。そこにやはり、'Something Great' な存在を感じながら…

このような、誕生秘話を披露して頂き、ありがとうございました。また、素敵なお話が聞けると機会を楽しみにしています。

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