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天河原ナークニー の話

「ナークニー」は沖縄で最も愛されている民謡のひとつです。
「具志川ナークニー」や「富原ナークニー」などなど、地域によっていろんなバージョンがあったりして。
それならTINGARAのナークニーを創っちゃおう、ということで、『天河原ナークニー』が生まれました。

沖縄民謡は、西洋音楽のように4/4や3/4などといった拍子の概念はありません。
なので洋楽的に考えると、かなりの変拍子になっていたりするんですよね。

その変拍子的な部分も生かしたいし、テンションの効いたコード感で、
せっかくのオリジナルナークニーなのだから「これがナークニー?」ってなぐらいに
遊んでみたいと思いました


そもそも私たちがこの曲に魅力を感じたのは、やはり敬愛する兄貴、
ボクネンさんがよく唄ってらっしゃるからでした。これが実にカッコイイのです。
そんなわけでボクネンさんにTINGARAオリジナルの詞を書いていただきました。

バックのサウンドがずいぶん出来上がったあたりで、ドラムスの武田敏裕さんに来ていただきました。
MIDIで創りこんでいくというのも、TINGARAのスタイルのひとつだったので、
この時は“指プレイ”で鍵盤によるリアルタイムレコーディングで収録しました。

武田さんが鍵盤でのMIDIリアルタイムレコーディングにチャレンジしたのは、
前作『さきよだ』の「桃売いアン小」以来、まだ2度目です。
それでも、あのテクニック。
その楽器を知り尽くしたプレーヤーならではのフレーズが、次々と出てくるんですよね。

この時のプレイを聴いて、いつか武田さんの生の「天河原ナークニー」を聴きたいと思ったものです。

なので2004年の東京国際フォーラムで行った『うなさかコンサート』で、
初めてこの「天河原ナークニー」を生で披露した武田さんのドラムスには、
リハーサル中からいちいち感激していた、私たちでした。(^O^)


  我んや 山ぬ精     (わたしは山の精)
    ありや 海やから  (あの人は海の精)
  風頼む 伝言や     (風に頼む伝え事は)
    行ぢゃい戻い    (行ったり来たり・・)

という、ジリジリと燃え上がる恋の歌なのです。

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