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海ぬ都 の話

「海ぬ都」は『みるやかなや』の曲創りをしていた2003年の年明けに、
インターネットのニュースサイトで気になる記事を見かけたことから誕生しました。

そのニュースは、ソロモン諸島に接近していた大型台風が島を直撃し、
その島の住民が音信不通になっている、というものでした。
しけで船も近づけず、上空から様子を伺っても、家屋は全壊、人っ子一人見当たらず、
住民の安否が気遣われていました・・・・・


心配でその後のニュースを追っていると、数日後、島民全員の無事が確認されました。
暴風が去るまで高台の洞窟に身を潜め、なんとケガ人すらほとんど出なかったのだそうです。
同じく台風銀座の沖縄で生まれ育った私は、思わずガッツポーズしてしまいました。

また生活は一から立て直し。でも命さえあれば問題ない。

そんな南の島に暮らす人々の逞しさに感動したニュースでした。


沖縄の人には、ほんの少し台風自慢のような感覚があります。
この台風、すごいでしょ。こんなすごいのがうちの島にはやってくるんだ。でも平気☆
ってな感じで。
避けて通れないものだから、意地でも明るく迎えるのですね。

静かな幸福感と生命力。
アルバム『みるやかなや』のコンセプトを陰ながら引っ張っていってくれた曲。
それが「海ぬ都」だった気がします。

そしてこの曲は完成したとき、ヒデオさんゲレンさんと3人で思いっきり
“自画自賛”した曲でもありました。(笑)
このフレーズが、とか、このサンシンが、などと、いつまでも讃え合ったものです。

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COMMENTS (1)

trazy:

少なからず沖縄で台風や暴風の洗礼を受けてきた自分も、
その度に、うちなんちゅの強さを感じます。
空を飛んでいるのじゃないかと思うくらいの大波で出航した
船。その揺れにも微動足りもしないおばあ。ものすごい大雨で、
こんな時に客なんか来そうもないのに、お店を開けている
し。ほんと頼もしい限りです。

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